現地時間20日、伊・サンシーロ競馬場で行われたミラノ大賞典(3歳上、伊G1・芝2400m)は、W.モンジル騎手騎乗の6番人気(7頭立て)セネックス Senex(牡4、独・H.ブルーメ厩舎)が、残り400m地点から追い出すとマクトゥブ Maktub(牡5、父Love The Groom)に2.1/2馬身差を付けて快勝した。勝ちタイムは2分28秒7(良)。
勝ったセネックスは、父が93年伊2000ギニー(伊G1)、95年ガネー賞(仏G1)を制したPelder、母Septima(その父Touching Wood)という血統のドイツ産馬。今季初戦のゲルリンク賞が3着、前走のメルセデスベンツ大賞典(共に独G2)でも5着に敗れていた。今回の勝利がG1初勝利。H.ブルーメ調教師は、10月24日のカナディアン国際(加G1)を秋の最大目標にすることも視野に入れている。