5日、26年ぶりの3冠がかかったベルモントS(米G1)で惜しくも2着に敗れ、3冠を逃したスマーティージョーンズ Smarty Jones(牡3、米・J.サーヴィス厩舎)の引退後について、米国・ケンタッキー州のスリーチムニーズファームで種牡馬として繋養されることが、オーナーであるチャップマン夫妻によって発表された。スリーチムニーズファームのオーナーであるR.クレイ氏が、スマーティージョーンズの所有権の50%を購買、残り50&の所有権は、これまで同様にチャップマン夫妻が引き続き所有することで合意した。シンジケートの総額は3900万ドル(日本円にして約42億円)。その他の条件として、チャップマン夫妻が今後のスケジュールを決定できること、種付け頭数は110頭までということ、ブリーダーズCに登録すること、シャトル入りしないことが挙げられている。
同馬を管理するJ.サーヴィス調教師は、今年の最大目標を10月30日に米・ローンスターパーク競馬場で行われるBCクラシック(米G1、ダート10f)としている。チャップマン夫妻が来年の現役続行を希望していることから、引退の時期などは今のところ未定。