11日、函館競馬場で行われた函館1R・2歳未勝利(ダート1000m)は、小林徹弥騎手騎乗の2番人気
セトノフレンチ(牡2、栗東・西園正都厩舎)が、好スタートから先頭に立つと、2番手追走の1番人気
メジロカールの追撃を1/2馬身振り切り優勝した。勝ちタイムは1分00秒1(重)。3着は3番手追走の4番人気
マイネルジュスト。
勝った
セトノフレンチは、父フレンチデピュティ、母がJRA・3勝を挙げた
マダムビオーレ(その父ナイスダンサー)という血統で、牝系はトウショウボーイ(76年皐月賞、有馬記念)と同じ一族。父のフレンチデピュティは、クロフネ(牡6、01年NHKマイルC、ジャパンCダート-G1)らを輩出しており、02年から日本で供用が開始されている。今年の2歳世代が、日本での最初の産駒となる。6月20日のデビュー戦(函館・芝1200m)では、
スキップジャック(牡2、美浦・高橋裕厩舎)の7着に敗れており、ダート戦で一変となった。フレンチデピュティ産駒は、10日の函館新馬戦を勝ち上がった
アンブロワーズ(牝2、美浦・小島太厩舎)に続き、JRA2歳戦2勝目となった。通算2戦1勝。