11日、佐賀競馬場で行われた吉野ヶ里記念(3歳上・ダート1400m、1着賞金400万円)は、山口勲騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)オペラキッス(牡4、佐賀・山田勇厩舎)が中団から徐々に進出し、2番人気カシノオウサマとの追い比べを3/4差制して優勝した。勝ちタイムは1分27秒9(稍重)。さらに5馬身差の3着に7番人気リンデンリバティーが入り、3番人気マツノヘイローは8着だった。
勝ったオペラキッスは、父グランドオペラ、母ミムズキッス(その父Highland Blade)という血統。02年8月に佐賀でデビュー(6着)し、2戦目で初勝利。今年2月11日の佐賀記念(交流G3)では、クーリンガーの2着に入っている。03年の荒尾ダービー、九州菊花賞をはじめ、重賞はこれで7勝目。通算成績は23戦12勝(うち重賞7勝)。
鞍上の山口勲騎手は、01年(ビコーミニスター)に続き同レース2勝目。管理する山田勇調教師は、98年(マツノカラー)、03年(カシノオウサマ)に続き同レース3勝目。