ジャスタウェイ気合い上々、須貝師も納得の笑み/NHKマイルC

2012年05月03日 12:04

 ジャスタウェイは栗東坂路で併せ馬。1馬身後方から追い掛けたゴールデンムーン(3歳オープン)を相手に、残り1Fからは追い比べ。強めに追われたゴール前は手応えで見劣ったが、馬体を並べてフィニッシュラインを超えた。4F54秒8-40秒2-12秒9。福永は「先週までに強い負荷をかける調教をしているので、最後1Fだけ気合をつけた。時計的には指示通り。動きも良かった」と満足げにした。

「動きも反応も良かった。ユーイチ君も“バッチリ”って言っていたから」。須貝師も納得の笑みを浮かべる。当初予定していたニュージーランドTをナイラ(風邪の一種)で回避。2か月半ぶりの今回、鍵を握るのは仕上がりだ。「使えないことはなかったけど、中山は馬場が悪いし、リスクを負うぐらいならNHKマイルC一本でと。体調はすぐに戻ったし、使わなくて良かったと思えるぐらい状態がいい」と胸を張って説明した。マイル戦で3戦2勝を誇る切れ者が、自慢の末脚で突き抜ける。

 ブライトラインは栗東CWで3頭併せ。2頭を前に置き、4角手前から徐々にスパート。直線で脚勢良くタツスティンガー(3歳未勝利)をパスした。アイファーコラソン(4歳500万下)には0秒2差遅れたが「あんまりやると、その気になっちゃうから」と安藤勝は意識的に控えたことを明かす。遅れたこと自体は問題はなさそう。師も「前に馬を置いて、どんな反応をするかを試した。いい追い切りができたと思う」と納得の表情だ。

「前走は惨敗でもおかしくないレースだった。勝負根性があるね。東京の千六はいいし、最初のコーナーまでが勝負でしょう。そこまでうまく運べれば」と主戦は腕まくり。末脚一発。その期待が膨らんできた。

提供:デイリースポーツ

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