園田競馬場で行われた3歳馬の統一ダートグレード競走(JpnII)第13回兵庫チャンピオンシップ(1着賞金2800万円、ダート1870メートル、12頭)は、終始2〜3番手を追走した1番人気のオースミイチバン(JRA栗東・荒川義之厩舎、川島信二騎乗)が4コーナー先頭からそのまま後続を振り切って快勝。未勝利戦勝ちから3連勝で初の重賞制覇を果たした。
2着に2番人気のタイセイシュバリエが入り、3着に5番人気のブーラヴィータ、4着は逃げた4番人気の牝馬エイシンキンチェム、3番人気のスノードンは出遅れが響き5着だった。上位をJRA勢が独占。
勝ったオースミイチバンは父アグネスタキオン、母オースミハルカ(その父フサイチコンコルド)という血統の牡馬。通算成績は7戦3勝。
◎川島信二騎手のコメント
地元の小牧毅調教師のご厚意で他のレースでの騎乗馬を用意していただいて、先日と今日で園田の馬場を勉強させていただいてレースのいいシミュレーションをすることができました。馬の今後の予定については(ダービーに向かうかどうかについても)調教師がオーナーと相談して決めると思いますのでまだハッキリとはわからないですが、お母さんも僕が騎乗してGIのタイトルまで少しというところまで行ってタイトルを結局取れませんでしたから、その息子でGIを取れたらいいなと思ってます。
提供:ラジオNIKKEI