中団やや後方からレースを進めた2番人気のアロマティコ(牝、父キングカメハメハ、栗東・佐々木)が、逃げる3番人気のフレイムコード(2着)を直線で難なく交わすと、そのまま2馬身半差をつけてV。2勝目を挙げた。勝ちタイムは1分59秒3。3/4馬身差の3着には、後方2番手から脚を伸ばした1番人気のタガノミュルザンヌが入った。
「ギアが入りそうなところで、もうひとつ抜けてくるようになればいいが、持っている力はかなりのモノ。伸びしろはあると思う」と佐藤哲。伯父にインティライミやサンバレンティンなどがいるなじみの深い血統に、鞍上は将来性を感じ取っていた。
提供:デイリースポーツ