ゼンノコリオリ(右)とアウトシャイン(左)(撮影:井内利彰)
先週はゲート試験を受けた2歳が一気に増加。日付別に合格率を見ると、9日62.5%、10日69.2%、11日48%となかなかの狭き門だ。
そんな中、合格したのが安田隆行厩舎の2頭、アウトシャイン(牝、父ネオユニヴァース)とゼンノコリオリ(牡、父ブラックタイド)。試験でのラップは2F目に12.3秒と見た目にも数字にも速い時計。これにはゲートそばで様子を見ていた安田隆行調教師も「速かったですね」と驚きを隠さなかった。
前者はロードカナロアの半妹にあたる良血。当初はゲート試験を受けて放牧に出される予定でしたが「特に気になる点もないので、いけるところまで進めていきます」ということで、順調なら3回阪神でのデビューもありそう。
後者は当初から北海道デビューのプランだったので「5月下旬には函館へ移動します」と師。「入厩当初はゲート入りを嫌がるようなところもあったんですが、学習能力が高いですね」と評価は高く、これからも注目したい一頭。
なお、先週のゲート試験に合格した2歳馬は以下の通り。(取材:井内利彰)
5月9日
ウイングリート
コウエイレディー
サニーデイグッド
シゲルオウシザ
ダイナミックウオー
タガノハピネス
ビップイシマツ
ルーナルーチェ
母トリリウム
母ベラミロード
5月10日
アウトシャイン
イセノロマン
コウエイキズナ
コウエイターボ
ゼンノコリオリ
タッチシタイ
ダブルファンタジー
ミヤジタイガ
母アンドレルノートル
5月11日
アメージングタクト
ヴォルドニュイ
シゲルオヒツジザ
スプリングシャトル
タガノラルフ
ディアマイベイビー
テイエムスーサロ
ナムラケンシロウ
ナンヨーカノン
ブラックユニバンス
リアルマイスター
母ガクエングレイス