18日、函館競馬場で行われた9R・マリーンS(3歳上OP、ダート1700m)は、ダグラス・ホワイト騎手騎乗の圧倒的1番人気(110円)ウインデュエル(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)が、道中好位追走から、直線早めに抜け出し、3番人気トシザボスに7馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは1分43秒5(良)。さらに3/4馬身差の3着に6番人気プリンシパルリバーが入り、2番人気ブラックパワーは4着に敗れている。なお、2番ウイングラシアスは、スタート直後に落馬、競走を中止している。
勝ったウインデュエルは、父サンデーサイレンス、母ミヤビサクラコ(その父ノーザンテースト)という血統。全兄に現8勝のキングオブサンデー(牡8、栗東・森秀行厩舎)や、京都ハイジャンプS(JG2)などJ重賞4勝のウインマーベラスがいる。ウインデュエルはこの勝利で、今年1月の500万下(中山・ダート1800m)以来続く連勝を6に伸ばした。近年のJRA競走では、テイエムオペラオー(牡8)が、00年京都記念(G2)から同年の有馬記念(G1)まで8連勝を達成している。