ストロングリターンがレコードVで昨年2着の雪辱を果たす!(撮影:下野雄規)
3日、東京競馬場で行われた第62回安田記念(3歳上、GI・芝1600m)は、福永祐一騎手騎乗の2番人気ストロングリターンが、中団待機から直線13番人気グランプリボスとの叩き合いをクビ差制し優勝した。勝ちタイムの1分31秒3(良)は10年のNHKマイルC(GI)でダノンシャンティが記録した1分31秒4を0.1秒縮めるレコードタイム。さらに、2馬身差の3着に15番人気コスモセンサーが入り、1番人気サダムパテックは9着、3番人気のグロリアスデイズは14着、4番人気アパパネは16着、5番人気ガルボは5着にそれぞれ敗れている。
勝ったストロングリターンは、昨年の安田記念でリアルインパクトのクビ差2着に敗れており、1年越しの雪辱を果たした。鞍上の福永祐一騎手は11年阪神JF(GI)ジョワドヴィーヴル以来のGI16勝目。管理する堀宣行厩舎は昨年のリアルインパクトに続く連覇達成となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ストロングリターン(牡6)
父:シンボリクリスエス
母:コートアウト
母父:Smart Strike
厩舎:美浦・堀宣行
通算成績:19戦7勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:11年京王杯SC(GII)