27日、金沢競馬場で行われたMRO金賞(3歳・ダート1700m、1着賞金300万円)は、平瀬城久騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)センジュチカラ(牡3、金沢・南一吉厩舎)が、4番人気シノブホマレに3馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分49秒7(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には2番人気メジャーガール、3番人気マルヨスポットは4着に敗れた。
勝ったセンジュチカラは、父が93年BCジュヴェナイル(米G1)を制したブロッコ、母ラフリンロード(その父ラシアンルーブル)という血統。03年7月のデビュー戦、今年6月のロベリア賞(金沢)で共に3着に敗れたほかは、全て圧勝で勝利しており、前走、8馬身差で圧勝した日本海ダービーに続き重賞2勝目となった。通算成績7戦5勝。なお、同レースを制したセンジュチカラには、菊花賞(G1)トライアルへの優先出走権が与えられる。