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今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

2012年06月14日 13:00

宝塚記念に向けCWで好時計をマークしたショウナンマイティ(撮影:井内利彰)

 12日の調教後。ポツポツと降り出した雨が、やがて本格的な雨となり、夜半まで降り続いた栗東。その影響を受けて、13日のウッドチップ馬場は少し時計の掛かる状態となった。ただ日曜、月曜と好天が続いて少し乾燥気味だった馬場だけに、適度な湿りがあったことで、むしろ走りやすくなった馬もいたはずだ。

【坂路/4F51.9秒】
 13日。この日の一番時計はダッシャーゴーゴー(栗東・安田隆行厩舎)の4F50.8秒。50秒前半でない点は少し馬場の影響があったのかも知れない。ただラスト1Fが11.9秒と最後は止まるよりも加速している。その他でも4F時計が速くて、ラスト1Fが13秒要したという馬は少なく、以前のような時計の掛かる馬場ではない。

 14日。前日よりも馬場が乾いたことで、時計は出る状態。この日の一番時計、リフトザウイングス(栗東・橋口弘次郎調教師)はハロー掛けが終わって20分ほど経った時間の追い切りだったが、4F50.4〜1F12.6秒。最後も少し止まり気味に映ったが、それでも13秒掛からなかったあたり、馬場状態の良さを示している。

 なお、馬場差は13日が『+0.2秒』、14日が『+0.0秒』と雨の関係で差をつけて観測している。

【CW/5F66.5秒】
 13日。最も時計の掛かったのはハロー掛けが入る直前の馬場が荒れた時間帯。ハロー明け直後であれば、適度な水分で走りやすい状態だったと言えるだろう。

 14日。前日からの好天で馬場は乾燥。ちょうど走りやすい状態になり、各馬、軽快な脚捌きを見せていた。その中でも特筆すべきは宝塚記念へ出走を予定しているショウナンマイティ(栗東・梅田智之厩舎)だろう。

 浜中俊騎手が跨って、CWで単走追い切り。適度な水分を含んで走りやすい馬場だったこともあるだろうが、半マイル(4F標識)すぎから徐々に加速して、軽快なフットワークで直線へ。軽く追われてるとしっかりと伸び、ゴール直前でステッキ一発。時計は6F83.2〜5F66.5〜4F51.3〜3F36.7〜1F11.7秒。

 舌を越していたのは全体の時計がこの馬にしては遅い部類なので、楽に走れたということだろう。ただ後半の36.7秒は余力十分で出している時計だけに、あらためてこの馬の脚力の素晴らしさを物語っている。馬場入り前に見た馬体も黒光りして文句ない。

 なお、馬場差は雨の影響を受けた13日が『0.5秒』、乾いた14日が『0.0秒』で観測している。

【DP/5F64.5秒】
 坂路、CWともに平均的な時計の出る馬場になっていることもあり、DPを利用する馬は非常に少ない。馬場状態に関しては大きな変化はなく、いつも通り、少し飛ばせば速い時計が出るという感じだった。

 ただ12日の雨で水分を含んだ影響で、先週より少し時計の掛かる馬場差『0.0秒』で観測している。(取材:井内利彰)

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

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