6月17日(日)福島5Rの芝1200mでデビュー予定の
フリティラリア(牝2・鈴木伸尋厩舎/父アドマイヤムーン)について、鈴木伸尋調教師のコメント。
「ノーザンFにいる時から、いい馬でしたね。5月2日に入厩しましたが、ゲート試験に1度落ちた以外は、しごく順調に来ています。素直で乗りやすい馬ですし、こんなに手のかからない馬はいないというほど、優等生ですよ。顔も体もまだ子供っぽいですし、まだONとOFFの区別がつかない部分もありますけど、慣れてくれば理解してくるでしょう。能力はかなり高い馬ですし、今年のオークスで3着になった
アイスフォーリスの半妹という血統背景からも、期待をしています。将来的には1600mくらいが合いそうな感じですが、
スピードがありますから、1200mでも大丈夫だと思います。現在の馬体重は430キロ前後ですが、420キロくらいでの出走になりそうですね」
同じく日曜日の福島5Rでデビューする
チェリーペトルズ(牝2・国枝栄厩舎/父ダイワメジャー)について、国枝栄調教師のコメント。
「牧場で見た時から、すごく
バランスの良い、雰囲気のある馬でしたし、そのままのいい感じを保って、入厩してきました。気性は前向きですが、それでいて落ち着きもありますし、特に苦労したということもないですね。ゲート試験など、入厩してからの課題も問題なくこなし、ここまで順調に調整できて、仕上がりも良さそうです。2、3週前の追い切りは、まだ最後がかったるかったですが、最終追い切りは、しまいを伸ばす感じで、動きは良かったと思います。新馬だけに、まだ何とも言えませんが、スムーズな競馬ができればいいですね」
6月16日(土)福島5Rの芝1000mでデビュー予定の、
エフティチャーミー(牝2・金成貴史厩舎/父ブラックタイド)について、金成貴史調教師のコメント。
「宮崎の育成牧場で見た時に、いい馬だと思いました。顔も可愛くて、きれいな馬ですよ。JRA
ブリーズアップセール出身ですが、セリの後も、順調に来ていますし、素直で扱いやすく、本当に手がかからない馬です。この中間は、ジョッキーにも乗ってもらって、感触を確かめてもらっています。先週の時点で、体はほぼできていましたから、今週の追い切りは、併せ馬で微調整という感じでやりました。いい動きだったと思います。2歳の短距離向きで、能力もある馬だと思っていますので、楽しみですね」(取材:佐々木祥恵)