目標はあくまでもスプリンターズS(9月30日・中山)。だからといって、この一戦を落とすつもりもない。そんな姿勢がうかがえた函館Wでの前日追いだった。ロードカナロアはラスト1F12秒4を記録。岩本助手は「しまいを伸ばしたが、いい感じでしたね」と前向きだ。最内1枠(1)番にも「高松宮記念(3着)がそうだったし、問題ないでしょう」と力強い。
二本の矢でVを狙う矢作厩舎。ドラゴンファング、レオンビスティーともに角馬場で入念に乗られた。2頭に騎乗した小林慎は「ファングは追ったあとにピリッとしてきたし、レオンも環境の変化に戸惑うことなく、順調にきている」と上々の感触。ともに重賞初制覇を目指すが「楽しみはありますよ」と期待する。