武豊騎手、欧州遠征で2週連続G1騎乗

2004年07月29日 16:41

 29日、武豊騎手(35、栗東・フリー)が、7月31日〜8月14日までフランス・イギリスへの海外出張届をJRAに提出した。

 現地時間8月1日には、仏国・ドーヴィル競馬場で行われるアスタルテ賞(3歳上牝、仏G1・芝1600m)に、社台ファーム代表・吉田照哉氏が所有する伊1000ギニー(伊G1)馬ルンバロカ Rumba Loca(牝3、伊・B.グリゼッティ厩舎)に騎乗する。武騎手は、00年の同レースを、吉田照哉氏が所有していたレディオブチャド(牝7、父ラストタイクーン)で制している。ちなみに、レディオブチャドは現在、早来・社台ファームで繁殖生活を送っており、サンデーサイレンス産駒の初仔アフリカンビート(牡2、栗東・森秀行厩舎)がデビューを控えている。

 その1週間後の8月8日には、同じく仏国・ドーヴィル競馬場で行われるモーリスドギース賞(仏G1・芝1300m)に、シーキングザダイヤ(牡3、栗東・森秀行厩舎)で挑戦する。武騎手は98年の同レースを、シーキングザダイヤの母シーキングザパール(牝10、父Seeking the Gold)で制し、日本調教馬初の欧州G1制覇を達成している。同レースには、同厩舎のドルバコ(牡3、栗東・森秀行厩舎)も出走を予定している。

 また、モーリスドギース賞前日の7日には、イギリスに渡りアスコット競馬場で行われる国際騎手交流戦・シャーガーカップに参加する予定。今回の遠征では、あと1勝に迫った海外通算100勝達成にも期待がかかる。

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