現地時間29日、米・サラトガ競馬場で行われたサンフォードS(2歳、米G2・ダート6f)は、J.ローズ騎手騎乗の1番人気アフリートアレックス Afleet Alex(牡2、米・T.リッチー厩舎)が、2着フラメンコ Flamencoに5.1/4馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分09秒3のレースレコードで、通算成績を3戦3勝とした。
アフリートアレックスは、父Northern Afleet、母Maggy Hawk(その父ホークスター)という血統。父のNorthern Afleetは現在、門別・ブリーダーズスタリオンステーションに繋養されているアフリートの直仔で、現役時代は97年サンフェルナンドBCS(米G2)やサンディエゴH(米G3)を制した。牝系はスウェイン Swain(97、98年キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS-英G1)と同じ一族。アフリートアレックスは6月26日の新馬戦を11.1/4馬身差という驚異的な強さで圧勝した後、7月12日に行われたアロウワンスレースでも12馬身差をつける強さを見せていた。今後は、8月21日にサラトガ競馬場で行われるホープフルS(2歳、米G1・ダート7f)を視野に調整される。