3日、荒尾競馬場で行われた10R・霧島賞(3歳上・九州産馬限定、ダート1500m、1着賞金1000万円)は、山口勲騎手騎乗の3番人気ベルガモットシール(牝4、佐賀・東美義厩舎)が、2番人気カシノコールミーに4馬身差を付け逃げ切り快勝した。勝ちタイムは1分36秒0(良)。さらに1馬身差の3着に7番人気テイエムトキメキが入り、1番人気(単勝170円)に支持されたターボフラッシュは4着に敗れている。なお、マークオーは競走除外となった。
勝ったベルガモットシールは熊本・荒尾産で、父ダンツシアトル、母ハシノキセキ(その父ノーアテンション)という血統。父のダンツシアトル(牡14、父Seattle Slew)は、95年宝塚記念(G1、京都2200m)をレコードで勝つなど通算14戦8勝の成績を残し、97年より九州で種牡馬入り。現在は青森・七戸種馬場でけい養されている。ベルガモットシールは、同レースが重賞初制覇で、通算成績は26戦9勝。鞍上の山口勲騎手、管理する東美義調教師ともに同レース初制覇。