8日、新潟10R(五泉特別)でラブグレース(牝3、笠松・伊藤強一厩舎)が優勝し、鞍上の吉田稔騎手(35、愛知・宮本仁厩舎)は今年度のJRA20勝目となった。
03年度の騎手免許試験から、地方所属騎手は5年間のうちに年間20勝を2回達成すればJRA騎手1次試験が免除されるため、昨年の安藤勝己騎手、今年の小牧太騎手に続く中央入りへの道が大きく広がった。なお、岩田康誠騎手(30、園田・清水正厩舎)も、5月2日の京都4Rで2年連続のJRA20勝を達成している。
吉田稔騎手のJRA年間20勝達成は、昨年(22勝)に続き2度目。JRA重賞はトウカイパルサー(牡8、父トウカイテイオー)で制した02年愛知杯(G3)、カゼニフカレテ(牡5、栗東・佐々木晶三厩舎)で制した03年愛知杯(G3)、サニングデール(牡5、栗東・瀬戸口勉厩舎)で制した今年の阪急杯(G3)、ブルーイレヴン(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)で制した8月1日の関屋記念(G3)の計4勝。