ナリタクリスタル、雪辱戦に向け気合いが入る(撮影:井内利彰)
来週、8月5日(日)の小倉競馬場芝2000mで行われる小倉記念。その出走予定馬の1週前追い切りが行われた。
昨年のこのレースは1番人気に支持されるも6着に終わった
ナリタクリスタル(栗東・木原一良厩舎)。今朝はCWで
クランチタイムを追走する併せ馬となった。先週18日のCWは単走だったこともあり、平凡な動きに見えたが、今朝は目標がある状態で走ったため、最後まで実にしっかりした走り。
時計も先週より速い、6F80.1-5F65.6-4F51.6-3F38.1-1F12.8秒。新潟記念1着時が1週前追い切りをしっかりと行い、最終追い切りを軽くして結果が出ただけに、今朝のしっかりした追い切りが来週に活きてきそう。
都大路S4着後、間隔を空けてここを目標にしてきたのが
タムロスカイ(栗東・西園正都厩舎)。開門直後の坂路を単走で駆け上がり、4F51.9秒-3F37.2秒-2F23.9秒-1F11.9秒とラスト2Fの時計は馬場のいい状態だったことを差し引いても、高評価しなければいけない数字だろう。
騎乗していた田中克典調教助手も「めちゃくちゃ良かったです」と好感触。西園正都調教師は「ここ目標にしっかり調教を積んできました。オーナーの地元でもありますし、結果を出したいですね」と初めての重賞挑戦でも十分な手応えを感じている。(取材:井内利彰)