ナンヨーケンゴー、次走は新潟2歳Sの予定(撮影:佐々木祥恵)
7月22日(日)新潟5Rの新馬戦(芝1800m)に優勝した
ナンヨーケンゴー(牡2・父タニノギムレット)は、このまま在厩し、8月26日(日)の新潟2歳S(GIII・芝1600m)に向けて調整される。
「スタートは遅かったですが、道中、力むことなく、うまく折り合いがついて、直線では切れる脚を使ってくれましたね。強い内容でしたし、1800mという距離で勝ったのは大きいと思います。騎乗した善臣(柴田)さんの評価も高く、これからが楽しみですね」と、柴田未崎調教助手。
今週末のレースで楽しみなのは、土曜の新潟9R尖閣湾特別(3歳以上500万下・芝1800m)に出走予定の
シルクレイノルズ(牡4)だ。前走(川俣特別・芝2000m)でこのクラスを勝っているが、降級して再び同条件での戦いとなる。同馬について、担当の久保勉調教助手に話を聞いた。
「前走(川俣特別芝2000m・1着)後は、放牧に出ました。少し間隔を開けたのは、降級のここを狙ってというのもあると思います。2走前(岡崎特別・芝2000m)で3着の時は、イレ込んでいたのですが、前走のパドックでは、この馬にしては大人し過ぎて、どうかなと半信半疑だったんですよ。
でもレースでは、この馬の力を発揮することができ、強い勝ち方をしてくれました。以前は、ガムシャラに走る面がありましたが、折り合いもつくようになっていて、成長を感じます。今日の追い切りは、坂路で52.5の、終い1ハロンが12.2でしたが、先週ビシッとやっていますし、仕上がりはいいですから、楽しみですね」
日曜の新潟1Rの2歳未勝利、芝1400mに出走を予定している
タプローム(牝・父ケイムホーム)について「背中がとても良い馬です。デビュー戦、未勝利と3着、3着と来ていますので、そろそろ決めたいですね」と、柴田未崎調教助手。(取材:佐々木祥恵)