母ビリーヴのヴレロワ「雰囲気がありますよ」/栗東トレセンニュース

2012年08月17日 12:05

母ビリーヴ、兄ファリダットの良血馬ヴレロワ(撮影:井内利彰)

 POGでも注目を集める一頭がヴレロワ。母が2002年スプリンターズS、2003年高松宮記念を制したビリーヴ、半兄が今年に入って、栗東S、天保山Sを連勝したファリダットがいる良血だ。

 8月3日に大山ヒルズより栗東へ入厩しているが、先週、今週とゲート試験に合格することができなかったので、今朝もしっかりとゲート練習。「特に大きな問題があるわけではないので、来週は大丈夫だと思います」と中竹和也調教師。馬の様子に関しては「キャンターを見ていると、いかにも良血という感じ。やっぱり雰囲気がありますよ」と同師。試験に合格すれば、そのままデビューを目指して調整が進められる予定だが、外国産馬のため、混合戦への出走しかできない。そのため、具体的な番組に関しては、今後の調教の進み具合で決められる予定。

 先週の釜山Sで待望のオープン入りを果たしたダコール。こちらは「やっぱり時計の速い硬い馬場に適性がありますね。強い内容だったと思います」と同師もレース内容には満足している様子。

 すでに大山ヒルズに出されているが「中2週で新潟記念を使うことも考えましたが、今無理をして、秋にお釣りがなくなっては困るので。ここでひと息入れて、秋はオールカマーあたりを視野に入れています」とのこと。もちろんその先には「天皇賞秋、ジャパンCに出走が叶えばと思っていますよ」ということなので、今後のレースぶりには注目したい。

 そして今週は札幌、新潟、小倉で計11頭が競馬。その中でも一番の注目は「本当に具合はいいよ。距離(芝2200m)が魅力で、再度新潟へ遠征」と同師が話すアシュヴィン。前走3着だが、それ以上が期待できる状態が魅力だろう。(取材:井内利彰)

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