新潟記念に出走予定のモンストール(撮影:佐々木祥恵)
新潟記念(9/2・GIII・芝2000m)の1週前追い切り後の、
モンストール(牡3・尾関知人厩舎)、
タッチミーノット(牡6・柴崎勇厩舎)、
アースシンボル(牝7・宗像義忠厩舎)について、陣営に取材をした。
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モンストール・尾関知人調教師】
「新潟コースが得意なので、ここを目標に放牧先から帰厩しました。トモの疲れがない良い状態で戻ってきましたので、この機会にトモを鍛えようと思いまして、先週までは坂路で時計を出していました。今週は、ウッドチップコースで2頭併せの追い切りでしたが、余力十分の動きで、息遣いも良かったです。坂路でずっと稽古をしてきたこともあり、今週はウッドチップでこれだけやれたのも良かったですね。今は馬の状態もフレッシュで、ノドの方も問題ありません」
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タッチミーノット・柴崎勇調教師】
「昨年の新潟記念(4着)も順調だと思っていましたが、七夕賞(2着)で一生懸命走った疲れがあったのかもしれません。今年の七夕賞(12着)は、状態自体は悪くなかったのですが、馬場が悪かったのも影響したのかなと思っています。今年は、七夕賞後に一旦、放牧に出しました。そういう意味でも馬は元気ですし、ダートコースで行った、今週の追い切りの動きも良かったですよ」
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アースシンボル・宗像義忠調教師】
「飛節を骨折して、休養していましたが、よく回復してくれましたね。今週はポリトラックで追い切りました。ブランクが長いこともあり、まだ本来の動きではないという感じがしますが、今週末と来週に時計を出せば、出走態勢は整うと思います」(取材:佐々木祥恵)