越後Sに出走予定のハンマープライス(撮影:佐々木祥恵
土曜日、新潟11R越後S(3歳以上1600万下・ダ1200m)に出走予定のレッドヴァンクール(牡6・鹿戸雄一厩舎)と、ハンマープライス(牡6・杉浦宏昭厩舎)の情報と、レオアクティブなどの次走報をお伝えする。
【レッドヴァンクール・鹿戸雄一調教師コメント】
「近走は調子は良かったのですが、レース中に挟まったり、故障馬の影響を受けるなどの不利があって成績が今ひとつでした。洋芝が合うと思って函館に連れて行った前走(TVh杯・12着)も、思った以上に時計が速くて、いい結果を出せませんでした。北海道から戻ってきてからリフレッシュさせましたので、状態はいいですよ。ここのところ、障害練習をまじえて調整していますので、その効果で集中力が出てきてくれればいいですね」
【ハンマープライス・杉浦宏昭調教師コメント】
「暑さにはあまり強くないので、この時期がいいとは言えませんね。本来は、もう少し涼しくなってからのほうが、いいかもしれません。体が硬く、1年中、歩様がゴトゴトしてる馬で、今日も追い切りでもそういう感じがありました。騎手によっては、乗っていて怖いと思うようですよ。ただ、歩様が硬くても、これまでも結果を出してきていますからね。スピードがありますし、能力的にはこのクラスでも通用する馬なので、ここは地力に期待したいですね」
【レオアクティブ次走報・杉浦宏昭調教師コメント】
次走:9月9日(日)京王杯AH(GIII・芝1600m)出走予定
「(朱鷺S・8/25、新潟芝1400mでは)前が残りやすく、差しが届かない馬場状態の中で、強い競馬をしてくれました。さほど疲れもないですし、京王杯AH後は、スワンS(10/27)まで一息入れる予定なので、中1週で使うことにしました。マイルの京王杯AHと、スワンSのレース内容を見て、マイルCSに向かうかどうかを見極めたいと思っています。
同じく杉浦厩舎で、先週の2歳未勝利戦(芝1800m)で勝ち上がったセキショウ(牝2・父シンボリクリスエス)は、中山1週目、9月8日(土)のアスター賞(2歳500万・芝1800m)を視野に入れている。(取材:佐々木祥恵)