トーセンパワフルは札幌芝で
ディアデラバンデラ(3歳500万下)との併せ馬。5馬身先行する形でスタートすると、残り1Fで相手が並ぶのを待ち受けて馬体を合わせたままゴールした。5F67秒3-37秒6-12秒0。パートナーがゴール板通過後に落馬をするアク
シデントがあったが、すでに距離はあいていて影響は受けなかった。
「もう体はできているし、あとは
テンションを上げていくだけ。脚元も問題ないから、あまりやることはない。きょうは芝を見せたかった。何も言うことはない」。ケイコをつける前川助手は万全の態勢を強調した。
念には念を入れて、連日に渡ってパドックでのスクーリングを繰り返し、レース前日の31日にはゲートに入れてスタートの感覚を思い出させる。ラ
イバル陣営には付け入るスキを与えない。
10年セレクトセール(当歳)で1億1200万円で落札された高額馬。「値段が高いだけに元を取らないと。走るところは全部獲りたい」と気合が入る。ダービー馬
ロジユニヴァースの全弟が、泰然自若で2戦目を待つ。
横山典を背に
コディーノは、朝一番の札幌ダートを単走。抜群の手応えを保持したまま、馬なりで6F87秒6-42秒1-13秒2をマークした。藤沢和師は「本馬場(芝)は乾燥しているからダートに入れた。元気がいいし、ここまでは順調です。若い馬は使うと掛かるところが出てくるけど、この馬は穏やかだから調整が楽だね」と笑顔をこぼしていた。
提供:デイリースポーツ