現地時間21日、米・デルマー競馬場で行われたデルマーオークス(3歳牝、米G1・芝9f)は、D.フローレス騎手騎乗の6番人気アモラマ Amorama(牝3、米・J.キャナニー厩舎)が道中最後方待機から、直線先に抜け出したアメリカンオークス(米G1)の覇者で1番人気ティッカーテープ Ticker Tapeをハナ差捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分46秒2(良)。さらに1馬身差の3着にはSweet Winが入った。
勝ったアモラマは、父がSri Pekan(英シャンペンS-英G2、その父Red Ransom)、母Tanzania(その父Alzao)という血統。ダンスインザムード(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)が出走(2着)した前走のアメリカンオークスでは、ティッカーテープから4馬身差の5着に敗れていたが、今回は逆にハナ差で勝利を奪った。フランスから移籍後、米国では初勝利で、通算成績は12戦3勝(G1・1勝)。