サンデーサイレンスの初年度産駒でGI2勝を挙げたジェニュイン(牡20歳)が1日、札幌競馬場のパドックでお披露目された。同馬は父サンデーサイレンス、母クルーピアレディー(その父What Luck)という血統。94年の10月にデビューすると、95年皐月賞(GI)、96年マイルCS(GI)などGI2勝(通算成績21戦5勝)を挙げた。
引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬入りすると、シャトル種牡馬としてオーストラリアでも併用。オーストラリアンカップ(豪GI)を制したPompeii Ruler、小倉2歳S(GIII)を制したメイプルロードなどを輩出した。その後、種牡馬を引退し、現在は北海道の新田牧場でけい養されている。
なお、札幌競馬場には現役時代、97年の札幌記念(GII)に岡部幸雄騎手で参戦。2番人気に推されたが、勝ったエアグルーヴから0.5秒差の4着に敗れていた。