好位を追走した5番人気の
タガノエンブレム(牡、父ウォーエンブレム、栗東・松田博)が、直線半ばでエンジンがかかるとゴール前で計ったように差し切り、デビュー戦を白星で飾った。勝ちタイムは1分48秒9。首差の2着は3番人気の
トリガー、さらに1馬身半差の3着には1番人気の
エーシンサファイアが入った。
気性難を抱えやすいウォーエンブレム産駒にしてはおとなしくて、乗り手にも従順。「体に余裕はあったけど、素直で乗りやすい。折り合いもついたし、しっかり伸びてくれました」と幸も満足げな表情だった。次走は未定だが、母がステイゴールドの全妹に当たる良血で期待が高まる。
提供:デイリースポーツ