マイネルロブスト馬体成長で仕上がり良好/京成杯AH

2012年09月06日 12:00

 重賞初制覇を狙う3歳馬マイネルロブストは、新コンビを組む柴田大を背に、美浦Wで追い切られた。1週前がハードな内容だっただけに、今週は単走で馬なりだったが、5F69秒2-40秒0-12秒6の時計で軽快な動きを見せた。

 初コンタクトとなった柴田大は「落ち着いていたし、動きも悪くなかった。牧場でしっかり乗り込んできたので、仕上がりはいい」と好感触。見守った高橋裕師も「予定通りだね。春先より体も良くなっている」と成長ぶりをアピールした。

 春は不運が続いた。それは天気だ。跳びが大きいために滑る馬場は不得手。重馬場のスプリングS(7着)、稍重馬場の皐月賞(16着)では力を発揮できなかった。良馬場発表だったNHKマイルC(14着)も、レース直前のゲリラ豪雨で走りづらい状態だった。指揮官は「今回は雨が降らないようなので、ホッとしている」と、晴れ予報に安どの表情を浮かべた。

 今回は朝日杯FSで2着した中山のマイル戦。「好走している舞台だから」と条件変わりをプラスにとらえている。コンディションのいい馬場で古馬を一蹴し、念願の重賞タイトルを手に入れる。
 
 レインボーペガサスは栗東坂路で4F52秒0-38秒1-12秒9。スタートから気難しさを出し、終始、気合を入れられっ放しだった。安藤勝は「いいときは、もっと楽に行けたけど…。もうひとつ本物ではないのかなあ」と不満を口にする。一方、鮫島師は「前走は正直追い切りが足りなかった。使った分の上積みはあると思う」と前進を見込んでいた。

提供:デイリースポーツ

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