28日、小倉競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1000m)は、荻野要騎手騎乗の4番人気スターペスゲンズイ(牡2、栗東・土門一美厩舎)が、好スタートから先頭に立つと、好位追走から追い込んだ5番人気ホーリーキングに1.1/4馬身差をつけて逃げ切り勝ち。勝ちタイムは1分01秒0(良)。さらにクビ差の3着は3番人気ニホンピロデュプレが入り、1番人気ハタノアプローズは4着に敗れた。
勝ったスターペスゲンズイは、父ジョリーズヘイロー、母プロミスリング(その父クリスタルグリッターズ)という血統で、伯父には中山記念(G2)など重賞5勝を挙げたホクトヘリオス(父パーソナリティ)、伯母には桜花賞(G1)2着のホクトビーナス(牝18、父マルゼンスキー)がいる。7月25日のデビュー戦(小倉・芝1200m)は7着に、8月8日の2戦目(小倉・芝1000m)は最下位8着にそれぞれ敗れていた。通算成績3戦1勝。ジョリーズヘイロー産駒は今年の2歳戦初勝利となった。
2R・2歳未勝利(芝1200m)では、鮫島克也騎手騎乗の7番人気ベルモントタイタン(牡2、栗東・川村禎彦厩舎)が、好スタートから先頭に立つと、中団待機から直線内を突いて伸びた8番人気スナークボーイを3/4馬身差抑えて逃げ切り勝ち。勝ちタイムは1分09秒7(良)。さらにクビ差の3着には4番人気シンデレラリバティが入り、馬連44,410円、馬単90,090円、3連複63,090円の高配当となった。1番人気ホシスウィープは6着に敗れた。
勝ったベルモントタイタンは父サニーブライアン、母ベルモントマリリン(その父アジュディケーティング)という血統。8月8日のデビュー戦(小倉・芝1200m)は6着に、8月22日の2戦目(小倉・芝1200m)は5着に敗れており、前走から連闘での初勝利となった。通算成績3戦1勝。サニーブライアン産駒は今年の2歳戦初勝利となった。