28日、札幌競馬場で行われた3R・2歳新馬(牝、芝1200m)は、四位洋文騎手騎乗の5番人気ケイアイブーケ(牝2、栗東・加用正厩舎)が、道中4番手追走から直線外に持ち出すと、先行した圧倒的1番人気(単勝140円)ジェダイトを1.3/4馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分10秒1(良)。3着はウメノファイバー(牝8、父サクラユタカオー、オークス-G1)の初仔で2番人気のレディーダービーが逃げ粘った。
勝ったケイアイブーケは、父が新種牡馬アドマイヤベガ、母ケイアイポリス(その父Nureyev)という血統。伯父にザフォリア(牡11、父Gone West、京都4歳特別-G3)がいて、牝系はシーキングザパール(牝10、モーリスドギース賞-仏G1)の父で知られるSeeking the Gold(牡19、父Mr.Prospector、スーパーダービー-米G1)と同じ一族。新種牡馬アドマイヤベガ産駒は、5頭目の勝ち上がりとなった。