今年から創設されたサマーマイルシリーズは、初代王者が空位のまま幕を閉じた。優勝の条件は最低1勝で、合計12ポイント以上。1勝を挙げた3頭は全て1戦のみの参戦で条件を満たせなかった。
出走馬で優勝資格があったのは2頭だけ。
スピリタスは中団から脚を伸ばしたが、3着が精いっぱい。サマージョッキーズシリーズ優勝がかかっていた内田博は「外枠だったから、あれ以上は内に入れない。乗りやすかったし、能力のある馬なので、どうにかしたかったが」と唇をかんだ。
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エーシンリターンズも枠に泣かされた。北村宏は「インコースを取りたかったけど、余裕がなかった。最後は伸びかけていたけど…」と7着に肩を落とした。
提供:デイリースポーツ