ゴールドシップが、堂々と差し切って菊花賞へ向け好スタートを切った。
23日、阪神競馬場で菊花賞
トライアル・神戸新聞杯(3歳・GII・芝2400m)が行われ、今年の皐月賞馬で内田博幸騎手騎乗の1番人気
ゴールドシップが道中中団待機から、直線向いて一気に前を捕えると、最後追ってきた8番人気
ロードアクレイムに2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒2(良)。
さらに1.3/4馬身差の3着に2番人気
マウントシャスタが入って、上位入線3頭は10月21日に行われる菊花賞への優先出走権を獲得した。
なお、3番人気
ヒストリカルは7着に敗れている。
勝った
ゴールドシップは、父ステイゴールド、母ポイントフラッグ、母父メジロマックイーンという血統。前々走皐月賞では出色の直線イン突きで勝利、2番人気に推されたダービーは追込み届かず無念の5着。ひと夏を越えて迎えた菊花賞
トライアル・神戸新聞杯だったが、同世代の強豪相手に勝利して巻き返しに成功。この秋最大の目標となる菊花賞へ向け、展望広がる重賞通算3勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ゴールドシップ(牡3)
騎手:内田博幸
厩舎:栗東・須貝尚介
父:ステイゴールド
母:ポイントフラッグ
母父:メジロマックイーン
馬主:小林英一
生産者:出口牧場
通算成績:8戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:12年皐月賞(GI)