1日、02年小倉大賞典(G3)を制したタマモヒビキ(牡8、栗東・小原伊佐美厩舎)が、JRA競走馬登録を抹消された。今後は函館競馬場で乗馬になる予定。
タマモヒビキは父コマンダーインチーフ、母タマモハッピー(その父モーニングフローリック)という血統で、半兄には99年ダイヤモンドS(G3)を制したタマモイナズマ(牡10、父タマモクロス)がいる。同じ牝系からは91年ダイヤモンドS(G3)を制したノースシャトル(セン20、父マラケート)が出ている。
98年11月に中京競馬場でデビュー(2着)したタマモヒビキは、5戦目で初勝利をあげた。若草S(OP)4着の後、京都4歳特別(G2)に初重賞挑戦も11着。条件特別を連勝して臨んだ小倉大賞典は9着。01年3月に大阪城S(OP)を制し、02年2月には13番人気ながらも小倉大賞典を制し初重賞制覇を飾った。以降勝ち星に恵まれず、8月22日の札幌記念(G2、10着)が最後のレースとなった。通算成績43戦7勝(重賞1勝)。