栗東CW圧倒的なスピードの追い切りをみせたエイシンフラッシュ
エイシンフラッシュが栗東CWで
メイショウクロオビ(4歳500万下)と併せ馬。1秒2追走すると、内からスイスイと差を詰め、軽く仕掛けただけでパートナーを子ども扱い。5F64秒1-36秒7-11秒6の好時計をマークし、3馬身半先着した。
またがった鮫島(レースは内田博)も「動きますね。時計も速い。余力残しだけど、先週と比べても行きっぷりがだいぶ良くなっている」と満足げ。春との比較にも「これまで併せ馬にならないこともあったけど、きょうはガツンときても押さえが利かないわけじゃない。我慢できていた。いいときの感じ。息も大丈夫」と変化を感じ取っていた。
宝塚記念以来となる3か月半ぶり。藤原英師は「前走は結果を見るとドバイ帰りの疲れなのかな。宝塚記念が終わって夏を休ませてドバイの疲れを取った。
リラックスしているし、すごくいい状態」と胸を張る。
歓喜のダービーから2年4カ月以上も勝ち鞍から遠ざかっている。「ここは勝ちたいという気持ちを持って。勝つことが重要だと思っている」。指揮官がこう言って勝ちにこだわる秋初戦だ。「
スピード競馬、距離、コース。勝てる条件がそろっている。勝って次の天皇賞につなげたい」。5歳世代の王者が再び輝きを取り戻す。
提供:デイリースポーツ