5日、新潟競馬場で行われた新潟2歳S(G3・芝1600m)は、後藤浩輝騎手騎乗の1番人気
マイネルレコルト(牡2、美浦・堀井雅広厩舎)が、中団待機策から直線半ばで先頭に立つと、内から伸びた3番人気
ショウナンパントルに1.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分34秒8(良)。さらに1馬身差の3着は好位追走の8番人気
スムースバリトン。2番人気に支持された
インティライミは、スタートで大きく出遅れ直線大外から追い込むも6着に敗れた。
勝った
マイネルレコルトは、父チーフベアハート、母ミヤギミノル(その父タイテエム)という血統。半兄には96年かえで賞(2歳・500万下)など通算2勝を挙げた
マイネルギャラント(牡10、ニホンピロウイナー)、近親には01年中山金杯(G3)を制した
カリスマサンオペラ(牝7、父オペラハウス)がいる。
マイネルレコルトは、6月20日のデビュー戦(福島・芝1200m)を1番人気に応えレコード勝ち。続くダリア賞(OP)も制し、3連勝で重賞初制覇を飾った。新馬戦−ダリア賞−新潟2歳Sの3連勝は、昨年の
ダイワバンディット(牡3、美浦・増沢末夫厩舎)に続き2頭目。チーフベアハート産駒は、03年京都新聞杯(G2)を制した
マーブルチーフ(牡4、栗東・田所清広厩舎)に続き、JRA重賞2勝目。鞍上の後藤浩輝騎手は、
メイショウオスカル(牝3、栗東・安達昭夫厩舎)で制したフ
ローラS(G2)に続き、JRA重賞今年3勝目。通算では23勝目。管理する堀井雅広調教師は、後藤浩輝騎手騎乗の
マイネルモルゲン(牡4)で制したダービー卿CT(G3)に続き、JRA重賞今年2勝目。通算では7勝目。後藤浩輝騎手、堀井雅広調教師ともに、同レース初制覇。