中団を追走した5番人気のダノンビーナス(牝、父キングカメハメハ、美浦・国枝)が、最後の直線で豪快に伸びて差し切り勝ち。新馬Vを決めた。勝ちタイムは1分36秒8。半馬身差の2着は4番人気のダンスフェイム、さらに首差の3着には15番人気のアネモステラスが入った。なお、1番人気のエバーブロッサムは直線で伸びを欠き、6着に敗れた。
母に04年桜花賞2着のアズマサンダースを持つ良血に、内田博は「いい切れ味があるので道中はゆっくりと。直線ではかわせるな、という手応えだった。持ち味を引き出せたね」と素質を称賛した。まだカイ食いが細く、今後はゆっくりと調整していく予定だ。
提供:デイリースポーツ