新パートナー岩田康誠騎手でクラレントが富士SをV(撮影:下野雄規)
20日、東京競馬場で富士S(3歳以上・GIII・芝1600m)が行われ、道中は中団の外目で運んだ岩田康誠騎手騎乗の5番人気
クラレントが直線向いて先行各馬を一気に捕らえると、残り200mで力強く抜け出し、ゴール前伸びてきた3番人気
ファイナルフォームに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒4(良)。
さらに際どいハナ差の3着に、外から脚を伸ばした14番人気
ヒットジャポット。その後、アタマ差遅れた4着に10番人気
ダローネガ、5着は9番人気
スピリタスの順で確定した。
なお、2番人気
ガルボは6着、逃げた1番人気
コスモセンサーは8着に敗れている。
勝った
クラレントは、父ダンスインザダーク、母エリモピクシー、母父ダンシングブレーヴという血統。半兄
リディルは、11年スワンSなど重賞2勝を挙げている。
自身は同じ舞台の5月のNHKマイルC(G1)で15番人気3着と好走していたが、白星となると11年7月の新馬戦(京都芝1400m)、10月のデイリー杯2歳S(G2)と連勝して以来約1年ぶり。通算では3勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
クラレント(牡3)
騎手:岩田康誠
厩舎:栗東・橋口弘次郎
父:ダンスインザダーク
母:エリモピクシー
母父:ダンシングブレーヴ
馬主:前田晋二
生産者:ノースヒルズマネジメント
通算成績:9戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:11年デイリー杯2歳S(GII)