東京11Rの富士ステークス(3歳以上GIII・芝1600m)は、5番人気
クラレント(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒4。半馬身差の2着に3番人気
ファイナルフォームが、ハナ差の3着に14番人気
ヒットジャポットがそれぞれ入線。
クラレントは栗東・橋口弘次厩舎の3歳牡馬で、父ダンスインザダーク、母エリモピクシー(母の父ダンシングブレーヴ)。通算成績は9戦3勝となった。
レース後のコメント
1着
クラレント 岩田康誠騎手
「このような馬に乗せていただいて、結果を出せたことは騎手冥利に尽きます。NHKマイルCで3着の実績もあるので、勝てるだけの力はあると思っていました。道中は馬の走りたいという思いに逆らわず、波に乗れました。良馬場だったのでこの馬の切れ味を生かせましたし、ゴール前は何とか押し切れました。この馬自身、マイルCSに進むと思いますが、勝つだけの力はあると思います」
2着
ファイナルフォーム 福永祐一騎手
「休み明けで初めての古馬との対戦でしたが、それでも期待していました。勝てませんでしたが、期待通りの走りをしてくれましたし、決して力負けではありません。距離は様子を見て、もう少し延ばしていければいいと思います。これからもっとよくなる馬で楽しみです」
3着
ヒットジャポット 松岡正海騎手
「乗りやすい馬で、一瞬勝つかと思ったほどです。しかし、休み明けのためか、最後残り100mで苦しくなってしまいました」
5着
スピリタス 蛯名正義騎手
「道中は出て行くのをずっと我慢していましたが、いざ勝負どころで前の馬がフラフラして、出て行けなかったのが痛かったですね」
14着
フラガラッハ 高倉稜騎手
「出遅れましたが、焦らずに終いを生かす競馬に徹しました。後ろから行って成績を残してきた馬ですからね。しかし、今日は妙に折り合いすぎた感じでした。最後も脚が上がってしまい、前走ように弾けませんでした」
提供:ラジオNIKKEI