11日、札幌競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1200m)は、藤岡佑介騎手騎乗の3番人気プライムアクトレス(牝2、栗東・藤岡健一厩舎)が好スタートから先頭に立つと、好位追走から外に持ち出したレッドチリペッパー(牝8、99年富士S-G3)の初仔で1番人気ホワイトペッパーに1.1/4馬身付け快勝した。勝ちタイムは1分11秒1(良)。さらに2.1/2馬身差の3着に先行した2番人気ピューマカフェが入った。
勝ったプライムアクトレスは、父エルコンドルパサー、母は94年札幌3歳S、フェアリーS(共にG3)を勝ったプライムステージ(その父サンデーサイレンス)という血統。祖母が、87、88年最優秀古馬牝馬に輝いたダイナアクトレス(牝21、父ノーザンテースト、毎日王冠-G2)で、伯父に94年日経賞(G2)を制したステージチャンプ(セン14、父リアルシャダイ)、半兄に現2勝ヴァクストゥーム(セン5、美浦・藤沢和雄厩舎、父エリシオ)がいる。また、いとこには、4日の2歳未勝利(新潟・芝1200m)を勝ったリメンバードリーム(牝2、美浦・矢野進厩舎、父ジェイドロバリー)がいる。エルコンドルパサー産駒は、今年の2歳戦6頭目の勝ち上がり。