紫苑S、インゴット繰り上がりで優勝

2004年09月11日 16:11

 11日、中山競馬場で行われた紫苑S(3歳牝、OP・芝1800m)は、江田照男騎手騎乗の1番人気ヤマニンアラバスタが、2位入線の2番人気インゴット(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)に1.3/4馬身差をつけて1位入線も、直線で外側に斜行し5着に降着。よって2位入線の2番人気インゴットが繰り上がりで優勝となった。勝ちタイムは1分47秒3(良)。1馬身差の2着には3位入線の3番人気フェミニンガールが繰り上がりで入り、以上2頭には、秋華賞(G1)への優先出走権が与えられた。さらにアタマ差の3着には4位入線の7番人気リスティアエーデルが繰り上がりで入った。

 勝ったインゴットは、父サンデーサイレンス、母ダンシングレヴュー(その父Sadler's Wells)という血統で、叔父にはJRAで4勝を挙げたクリミナーレ(セン10、父Caerleon)がいる。牝系は96年日本ダービー(G1)馬フサイチコンコルド(牡11、父Caerleon)、01年京成杯(G3)を制したボーンキング(牡6、栗東・松田国英厩舎、父サンデーサイレンス)、さらには04年阪神大賞典(G2)を制したリンカーン(牡4、栗東・音無秀孝厩舎、父サンデーサイレンス)と同じ一族になる。昨年の11月30日のデビュー戦(東京・芝1800m)を快勝し休養入り。今年初戦を予定していたたミモザ賞(牝、500万下)を感冒で出走を取り消すなど、春のクラシック戦線には出走できなかったが、7月17日の前走(500万下・芝1600m)を快勝し、ここに臨んでいた。通算成績6戦3勝。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。