現地時間12日、仏・ロンシャン競馬場で行われたヴェルメイユ賞(3歳上牝、仏G1・芝2400m)は、T.ジレ騎手騎乗の13番人気(最低人気)スウィートストリーム Sweet Stream(牝4、仏・J.ハモンド厩舎)が、ロイヤルファンタジー Royal Fantasyを1/2馬身制し優勝した。勝ちタイムは2分29秒5(重)。さらに1/2馬身差の3着にはプライド Prideが入り、1番人気に支持された4戦4勝の仏オークス馬ラティス Laticeは8着、前走・ポモーヌ賞(仏G2)を制した2番人気ルンドール Lune D'Orは10着に敗れた。
勝ったスウィートストリームは、父Shantou(その父Alleged)、母Snug Dinner(その父Jareer)という血統。父のShantouは、96年英セントレジャー(英G1・芝14f132y)を制している。02年9月に伊・サンシーロ競馬場でのメイドン(未勝利)レース(8f)で初勝利を挙げたスウィートストリームは、今年5月の前々走・アレフランス賞(仏G3)で重賞に初挑戦するも最下位11着に大敗。前走のポモーヌ賞(仏G2)ではLune D'Orの3着に敗れていた。今回が重賞初制覇で、通算成績13戦5勝。