中団のインでじっくり構えた2番人気のディープサウス(牝、父ディープインパクト、栗東・松永幹)が、直線でもそのまま内を突いて鮮やかに抜け出した。鞍上の福永がゴーサインを出すと、父譲りの反応の良さでギアチェンジ。狭いところから抜群の瞬発力発揮して差し切り、初陣を勝利で飾った。勝ちタイムは1分36秒9。1馬身半差の2着は先行した5番人気のサチゴロウ、さらに1馬身1/4差の3着には8番人気のブルータペストリーが入った。なお1番人気のロココキャンドルは見せ場なく9着に終わった。
最速の上がり33秒9をマークしての勝利に福永は「調教に乗せてもらって、いい感触をつかんでいた。直線は苦しい競馬になったが、自分が思っていた以上の瞬発力を見せてくれた。いい競馬だったし、これからが楽しみ」と笑顔だった。
提供:デイリースポーツ