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ダークシャドウ・デムーロ騎手ら、JC陣営インタビュー/美浦トレセンニュース

2012年11月21日 18:30

M.デムーロ騎手を鞍上に迎えGI獲りに挑むダークシャドウ(撮影:佐々木祥恵)

ジャパンカップ(GI・芝2400m)に出走予定の、ダークシャドウ(牡5・堀宣行厩舎)、フェノーメノ(牡3・戸田博文厩舎)について、陣営に取材した。(取材・写真:佐々木祥恵)

ダークシャドウについて、堀宣行調教師。
「通常のパターンですと木曜追いですが、今日は長めに負荷をかけたかったのと、併せ馬で追い切りたかったので、ちょうどいい相手が土曜出走予定ということもあり、水曜に行いました。ジャガーメイル(牡8)は、木曜日(11/22)に追い切ります。

先週であらかたできていますので、最終追い切りは、4コーナーを回ったら前の馬を捕えて、少し抜け出す場面を作ってほしいということで、ゴール板を過ぎてコーナーに入るところまでしっかりと、しまいは気を抜かないようにという指示を出しました。併せるポイントが遅くなりましたので、その辺が少しぼやけましたけど、全体の調教量としては十分だったと思います。本番に向けて、納得いく調整ができましたし、デムーロ騎手も、いい感触を掴んでくれたようです。

前走の秋の天皇賞(GI・芝2000m)は、この馬にとっては一番適性のある舞台ですし、前年が2着ということもあり、天皇賞を目標にやってきました。それだけに4着という結果は、非常に悔しかったです。

春のドバイ遠征時や、夏に函館滞在をして札幌記念を使った時には、環境が変わっての馬体重減が、以前と変わらず見られましたので、天皇賞の時はそのあたりも考慮して仕上げました。ここ最近は山元トレセンとの入れ替え等でも、馬体重減がなくなってきていて、それが天皇賞では少し重めになった要因かなと思っています。今回は距離も延びますし、体を絞ってシャープにしたいということで、その辺を修正して調整を進めています。

昨日の段階で前走前より、10キロ弱絞れています。競馬場に行っても、同じような体重で臨めると思っています。2000mを超えると、終いの切れ味が少し鈍るように感じますが、得意の東京競馬場ですし、体もシャープにしていますので、2400mでも終いの脚がしっかり残っていてくれるのではないかと思っています。

今回は、オルフェ―ヴルをはじめ、強いメンバーが揃っていますが、そういったことよりも、やはり自分の競馬に徹していきたいと思います」

ダークシャドウの追い切りに騎乗した、ミルコ・デムーロ騎手。
「追い切りは、先週しっかりとやっているので、あまりやりたくはなかったのですが、少し動かしたら、反応が良かったですね。この馬も5歳ですし、馬自身、やることを良くわかっていて、動きもとてもよかったです。今回、初めて乗りましたが、コンディションも非常に良いですね。せっかく短期免許が取れたのに、エイシンフラッシュがルメール騎手に決まっていて残念に思っていましたが、ダークシャドウのオファーが来て、とても嬉しかったです。スタートやペースによってですが、行き脚もつく馬ですし、グッドポジションで競馬をしたいですね」

フェノーメノについて、戸田博文厩舎の斎藤吉則調教助手。
「前走の秋の天皇賞での1番人気は、少しビックリしましたが、古馬相手に正攻法の競馬で2着と、3歳馬としては立派な成績を残せたのではないかと思います。直線で併せる形になれば、また違ったと思いますが、勝ったエイシンフラッシュが経済コースを取って、壁もなく内からスムーズな競馬をしましたので、最後はその差が出た感じですね。古馬との対戦が初めてでしたので、どの程度やれるかと思って見ていましたが、結果も出せましたし、ある程度目安ができたのは収穫でした。

天皇賞にピークを持っていったので、何とか体調を落とさないように、この中間は調整をしてきました。幸い、レース後もダメージは少なかったので、JCに向けての調整はしっかりできました。

先週は蛯名騎手に乗ってもらって、感触を確かめてもらったのですが、後ろから追いかけるいつものパターンの追い切りで、感触の方もまずまずでしたので、今週(11/21)は調整程度で終いの反応を確認するという形でやりました。前走時がピークでしたから、それ以上というのは難しいでしょうけど、状態はキープできていますし、力は出せる仕上がりだと思います。

ダービーで2着に来ていますので、距離やコースに関しては、問題ないと思います。レースの展開などは、走ってみないとわからない部分はありますが、この馬の長所は競馬が上手で注文がつきませんので、ある程度は結果を出してくれると思っています。

斤量の55キロは、歴戦の古馬相手ですから、そのくらいのアドバンテージはあっていいと思います。実際にG1も勝っていませんし、さすがにメンバーも、前走よりも強力になりますので、あくまでも挑戦者の立場で臨みたいと思います」

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