25日、京都競馬場で行われた白菊賞(2歳・500万・芝1600m)は、スタートを決めてスンナリ先手を奪った川田将雅騎手騎乗の3番人気ディアマイベイビー(牝2、栗東・松田博資厩舎)が終始後続を4馬身ほど離して単騎の逃げ。4コーナーでは一旦差が詰まったものの、結局最後まで踏ん張り通して逃げ切り、後方待機からゴール前で一気の伸び脚を見せた7番人気マイネチャーム(牝2、栗東・中村均厩舎)の追撃を3/4馬身差を振り切って優勝した。勝ちタイムは1分35秒0(良)。
さらに3/4馬身差の3着に、好位追走からしぶとく伸びた5番人気シャスターデイジー(牝2、栗東・安田隆行厩舎)が入った。なお、2番人気ウリウリ(牝2、栗東・藤原英昭厩舎)は5着、1番人気サトノネネ(牝2、栗東・池江泰寿厩舎)は7着にそれぞれ敗れている。
勝ったディアマイベイビーは、父ディープインパクト、母オールザウェイベイビー、その父Grand Slamという血統。半兄ゴスホークケンは、07年朝日杯フューチュリティS1着。
9月29日の未勝利戦(阪神・芝1600m)では逃げ切り完勝だったが、前走ファンタジーSでは出遅れて9着(3番人気)に敗退。スタートを決めた今回はスピード衰えず押し切ってみせ、通算2勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ディアマイベイビー(牝2)
騎手:川田将雅
厩舎:栗東・松田博資
父:ディープインパクト
母:オールザウェイベイビー
母父:Grand Slam
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:5戦2勝