2番手を追走した8番人気のアグネスキズナ(牡、父アグネスタキオン、栗東・長浜)が手応え良く直線に向くと、後続をあっさり突き放して快勝。後続に4馬身差をつけるワンサイド勝ちで初陣を飾った。勝ちタイムは1分21秒8。世界的名牝アゼリを母に持つアメリ(3番人気)が中団から脚を伸ばして2着。さらに1馬身3/4差の3着には10番人気のスズカサファイヤが入った。なお、1番人気のハートブレイカーは5着に敗れた。
94年のオークス3着馬アグネスパレードを近親に持つ良血馬でのVに「4角では少し早いかなと思ったのですが、直線に向いてからは自らハミを取って反応してくれた。スッとポジションを取れたように、いいセンスをしている」と中井は声を弾ませた。
提供:デイリースポーツ