新設重賞のアルテミスSでレコード決着の2着だった
アユサン。メンバー最速の上がり33秒5を駆使して、能力の高さを示した。「まだ完成されていないので、器用な競馬はできないが、末脚は非凡なところがありますね」と矢嶋助手。体調についても「前走後に疲れは出たが、今は問題なく順調にきている。先週末の動きも良かったですよ」と好感触だった。
大舞台で巻き返しを狙う。
プリンセスジャックは新馬-ききょうSと連勝し、1番人気に支持されたファンタジーSは4着。上がり34秒3の末脚で追い上げたが、スタートの後手が響いた。「(ゲート)練習では問題ないし、距離も心配していない」と加用師。母ゴールデンジャックは6F戦の重賞勝ち馬ながら94年のオークスで2着。万能型の血は引き継がれている。
提供:デイリースポーツ