8日、中山競馬場で行われた黒松賞(2歳・500万・芝1200m)は、道中中団に待機していた北村宏司騎手騎乗の1番人気モグモグパクパク(牡2、美浦・高橋祥泰厩舎)が手応えよく4コーナーを回ると、直線向いて残り200m付近で外から先行集団を一気に呑み込んで先頭へ。その後もゴールまで駆け抜け、中団追走から直線内を捌いて脚を伸ばした10番人気コスモリープリング(牝2、美浦・古賀慎明厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分10秒0(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に、最内枠を利してうまく溜めて運んだ3番人気ナカナカ(セン2、美浦・高柳瑞樹厩舎)が入った。なお、2番人気ファイヤーヒース(牝2、美浦・田中剛厩舎)は伸びを欠き11着に敗れている。
勝ったモグモグパクパクは、父メイショウボーラー、母ワスレナイデ、その父フレンチデピュティという血統。
8月の新潟未勝利戦(芝1400m)で初勝利を挙げたあと、近2走は関西遠征での4着や、前走京王杯2歳Sでも0.7秒差7着(14番人気)と善戦。再び500万下へ出走した今回は、地力の違いをアピールする通算2勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆モグモグパクパク(牡2)
騎手:北村宏司
厩舎:美浦・高橋祥泰
父:メイショウボーラー
母:ワスレナイデ
母父:フレンチデピュティ
馬主:小田切有一
生産者:木下牧場
通算成績:8戦2勝