良血対決尻目に、7番人気クロスボウが大外一気の差し切りV/中山新馬

2012年12月15日 12:31

ゴール前の激戦を制しクロスボウがデビュ戦V(撮影:下野雄規)

 15日、中山競馬場で行われた5R・メイクデビュー中山(2歳新馬・芝1800m)は、吉田豊騎手騎乗の7番人気クロスボウ(牡2、美浦・大久保洋吉厩舎)がスタートで後手を踏み、序盤は後方2番手からの追走となったが、直線向いて大外に持ち出されると鋭い決め脚を発揮。ゴール寸前で、好位追走から早め抜け出しを図った4番人気マイネルオリンポス(牡2、美浦・鹿戸雄一厩舎)ら前の集団を外から一気に抜き去り、最後はハナ差捕らえ切って優勝した。勝ちタイムは1分54秒5(良)。

 さらにアタマ差の3着に、レースを超スローペースに落として最後まで粘りを見せた8番人気ポッドローザ(牝2、美浦・大和田成厩舎)が入った。

 なお、2番人気で2010年天皇賞・秋2着ほか青葉賞1着のペルーサ(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)の半妹、パシャドーラ(牝2、美浦・藤沢和雄厩舎)はスタートしっかり決めて道中好位を追走するも、上位3頭の争いからは遅れての4着。2008年のダービー馬・ディープスカイの全弟、1番人気ジョーヌドール(牡2、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)は、まったく伸びが見られず10着に敗れている。

 勝ったクロスボウは、父ゴールドアリュール、母マンティスハント、その父Deputy Ministerという血統。叔母のロフティーエイムは、2006年福島牝馬S1着。

【勝ち馬プロフィール】
◆クロスボウ(牡2)
騎手:吉田豊
厩舎:美浦・大久保洋吉
父:ゴールドアリュール
母:マンティスハント
母父:Deputy Minister
馬主:サンデーレーシング
生産者:追分ファーム

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