圧巻の走りでロックハンドパワーが勝利(写真提供:岩手県競馬組合)
15日、水沢競馬場で行われた第11回寒菊賞(2歳・ダ1600m・1着賞金250万円)は、道中2番手追走でレースを進め、残り600m地点で先頭に立った村上忍騎手騎乗の1番人気ロックハンドパワー(牡2、岩手・菅原勲厩舎)が、直線で後続を一気に突き放し、中団から脚を伸ばした4番人気マンセイグレネード(牡2、岩手・桜田浩樹厩舎)に5馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分42秒1(不良)。
さらに1馬身差の3着に3番人気ハカタドンタク(牡2、岩手・板垣吉則厩舎)が入った。なお、2番人気テンショウリバイヴ(牡2、岩手・畠山信一厩舎)は8着に敗れている。
勝ったロックハンドパワーは、父シニスターミニスター、母ホウヨウターゲット、その父ジョリーズヘイローという血統。連勝で挑んだ前走南部駒賞は北海道勢らに遅れをとったが、地元馬同士のここで1番人気に応えた。重賞は10月の若駒賞に続いて2勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆ロックハンドパワー(牡2)
父:シニスターミニスター
母:ホウヨウターゲット
母父:ジョリーズヘイロー
厩舎:岩手・菅原勲
通算成績:8戦4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:若駒賞