オルフェ全弟、リヤンドファミユが池添騎手で初勝利/阪神未勝利

2012年12月22日 11:54

オルフェ全弟、リヤンドファミユが池添騎手で初勝利/阪神未勝利

 22日、阪神競馬場で行われた4R・2歳未勝利戦(芝1800m)は、道中中団からやや後方グループを追走していた池添謙一騎手騎乗の1番人気リヤンドファミユ(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)が3〜4コーナーで馬場の外目から徐々に前の集団へと接近。直線向いて馬場の大外に持ち出されると残り200mを過ぎて、さらに大外から脚を伸ばした13番人気ポールシッター(牡2、栗東・佐山優厩舎)と、好位追走から早め抜け出しを図った内の4番人気テイエムレンジャー(牡2、栗東・岩元市三厩舎)と3頭による競り合いとなり、残り100m過ぎて頭一つだけ抜け出したリヤンドファミユが最後まで後続の追い上げを封じて、2着以下にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒5(稍重)。

 2着は大外のポールシッターが先着、内で最後まで踏ん張ったテイエムレンジャーが3着に入った。

 なお、2番人気アドマイヤキンカク(牡2、栗東・友道康夫厩舎)は、ゴール前で最内から迫るも届かずの4着。3番人気ミッキーサクセス(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)は10着に敗れている。

 勝ったリヤンドファミユは、父ステイゴールド、母オリエンタルアート、その父メジロマックイーン。全兄に2011年牡馬クラシック3冠や有馬記念、2012年宝塚記念など国内外の重賞8勝を挙げているオルフェーヴル(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)や、2009年の宝塚記念、有馬記念の制覇などGI・3勝を挙げたドリームジャーニーがいる、今年の2歳世代の中でも注目度抜群の超良血馬。

 前走新馬戦ではハナ差で2着と惜しい内容だったが、2戦目のここで順当な勝ち上がりとなった。

【勝ち馬プロフィール】
◆リヤンドファミユ(牡2)
騎手:池添謙一
厩舎:栗東・池江泰寿
父:ステイゴールド
母:オリエンタルアート
母父:メジロマックイーン
馬主:サンデーレーシング
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
通算成績:2戦1勝

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